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侍タイムスリッパー

ちょっと前に「侍タイムスリッパー」を観てきました。エミー賞での真田広之さんのスピーチにもあったように、この時代劇という伝統を守って受け継いできた人たちへの讃歌のような、時代劇愛に溢れた映画でした。出演者も思い入れが強いのか「あっ!泣きそう」と心配になるくらい目をうるませた芝居が多かったです。

この映画の殺陣の迫力は絶対映画館で観たほうがいいです。テレビの画面越しだと半減しちゃうとおもいました。

役者の涙が溢れそうで心配になる度 ★★★★★
あっ!涙がこぼれた!度★★★★
フイルム止まった?と思わせるシーンは必見度★★★★★
えげつない殺陣は映画館で観たほうがいい度★★★★★

I recently watched ‘Samurai Time Slipper.’ Just like Hiroyuki Sanada mentioned in his Emmy Award speech, it felt like a tribute to those who have preserved and passed down the tradition of jidaigeki—a film overflowing with love for the genre. The actors must have been deeply connected to their roles, as there were many scenes where they seemed almost in tears, making me worry, ‘Oh, are they about to cry?’

The intensity of the sword fighting in this film is something you absolutely need to experience in a theater. I felt that watching it on a TV screen would cut the impact in half.

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映画:マイ・インターン

マイ・インターン(原題:The Intern)吹替あり

かまいたちの濱家を好きになり、出る番組は録画してみてます。その濱家がとある番組で「好きなドラマや映画は何回も観る」といってその映画のひとつがマイ・インターンだったのでアマプラで観てみました。

定年退職して奥さんにも先立たれたおじさんが、暇と金を持て余していろんな趣味をはじめてはコンプリートしてスーパーダーリン化したものの、また社会に出たくて若者中心の会社のインターンに応募してその会社の創立者の若い女性社長のインターンになる話です。

社長はワンマンなとこがあるけど、会社や従業員を大切におもっていてフルスロットルで仕事に家庭に向き合って頑張っているんです。なので暇を持て余したおじさんなんてと、最初相手にしません。

しかし、彼女が仕事や家庭でつまずいたらおじさんはその姿が自分が歩いてきた道なので仕事人としての彼女や親である彼女の気持ちや、そして連れ添った奥さんともいろいろあったんでしょう、がむしゃらに働くパートナーが居る夫婦の気持ちもわかるんです。そしてさり気なくフォローをして彼女の信頼を得ていきます。

「ハンカチをなんで持ち歩く必要があるのか」という若い同僚の問いには、「泣いてる女性に差し出すため」というかっちょいいこともいっちゃうんです。おしゃれで紳士で男女隔てなく優しくてでも控えめで、そして努力家で愛すべきおじさんなのです。

私もそうでしたが、仕事をしている女性は口を揃えていいそうです。「こんなおじさんは存在しない」と。「こんなおじさんがいてもいいじゃん」という女性の夢を形にした映画だと思います。

実生活で運悪く嫌なおじさんに遭遇したら、この映画をみて心を落ち着けたいと思います。

夫がマツモトクラブに似てる度 ★★★★★
アン・ハサウェイの大きい瞳からは、こぼれ落ちる涙の粒も大きい度 ★★★★★
こんなおじさんはいない度 ★★★★★
そしてこんなおばさんもいない度 ★★★★★
こういうふうに歳を取りたい度 ★★★★★

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映画:ハッピー・デス・デイ

ハッピーデスデイ

ハッピー・デス・デイ(原題:Happy Death Day)吹替あり

SAWとかホステルみたいなスプラッタ系の映画は痛そうでほとんど観てられないのですが、このハッピー・デス・デイは痛そうなシーンが上手くフレームアウトされたりして最後まで観られました。

女子大生が、誕生日の夜に変なマスクをかぶった殺人鬼に殺されてしまうのですが、死んだ瞬間誕生日の朝にループしてしまいます。どうやら殺人鬼を見つけないと何度も殺されてしまうようなのです。刺殺、焼殺など殺され方も多彩です。殺人鬼+ループの組み合わせが面白いなと思いました。犯人を見つける際の伏線回収も見事でした。

この作品続編(ハッピー・デス・デイ2U)もあるんです。続編は本格的な謎解き編でホラー要素は薄めでしたが、なるほどねーこういう仕組みだったかと感心しました。併せて観たほうがいいかもしれません。

殺され女子大生けっこう性悪度 ★★★★★
アメリカ映画によくあるイケてるメンバーだけいる女子寮っていったい何なん?度 ★★★★★
そのイケてるメンバーだけで構成された意識高い系クラブもいったい何なん?度 ★★★★★
辛いときって本当の優しさがわかるよね度 ★★★★★

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映画:アップグレード

アップグレード

アップグレード(原題:Upgrade)

最近アマプラに追加されたようで、地味なひげの男性のサムネイルで「食指が動かんな」と放置してたのですが、ふと映画の詳細をみてみたらかなりの高評価なので観てみることにしました。

・・・大当たりでした。寄生獣+マトリックスみたいなかんじです。そうきたか!という展開の連続で引き込まれました。ある事件で妻を殺され自身も不随になってしまった男性がSTEM(ステム)というAIチップを埋め込まれたら元のように体を動かすことができるどころか身体能力が「アップグレード」されていてそれを武器に妻を殺した犯人に復讐していくストーリーです。

最初は主人公地味だな~有名な俳優使えばめちゃくちゃ話題になったのでは?と思って観ていたのですが、物語が進むにつれこの映画の主役はあくまでSTEM(ステム)であって人気俳優がやったらこの素晴らしい設定がぼやけるのでこれで良かったのだと思いました。

私は170cm近い身長でよく「なにかスポーツしてた?」と聞かれるんですが万年体育が2の運動オンチでして、体育の先生から「恵まれた体格なのにもったいない」と嘆かれたものでした。私にステムが埋め込まれてたらうまいこと私を操縦してくれたかな~と羨ましくなりました。

主人公地味度 ★★★★★
奥さんも地味度 ★★★★★
悪役も地味度 ★★★★★
ステムの開発者のクセがすごい度 ★★★★★

アップグレード [Blu-ray]

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映画:トランス・ワールド

トランス・ワールド

トランス・ワールド(原題:ENTER NOWHERE)吹き替えあり

偶然ネットで高評価なのを知って、なんとなくみてみたらグイグイ引き込まれた作品です。ホラーではありません。

素性も目的も異なる3人がある小屋に偶然集います、そしてなにかに妨げられてその小屋から離れることができません。登場人物の言い分がちぐはぐで全員怪しくみえて、この中の誰かがこの現象の首謀者なのか?なぜこの小屋に来たのか?謎解き要素があって面白いです。謎が徐々にわかって来てもその後の展開も面白いのでオススメです。
3人のうちの1人は男性でイケメンやなーと思ってググったらクリント・イーストウッドの息子さんでした。たしかに目がにている。

シド・アンド・ナンシー系・・・?度 ★★★★★
いや、殺人鬼系・・・?度 ★★★★★
どの俳優も知らんわ度 ★★★★★
すごく地味なので最初眠い度 ★★★★★

トランス・ワールド(字幕版)

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サラ・パクストン, スコット・イーストウッド, キャサリン・ウォーターストーン, ショーン・サイポス, クリストファー・デナム
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映画:ライト/オフ

在宅中にあまり自分の出来事がなく、いよいよネタ切れなのでアマプラでみた映画の感想を書きます。

ライト/オフ(原題 Loghts out)吹替あり

電気を消したらやってくる「なにか」を描いたホラー映画です。猫飼ったおかげで一人でもホラー映画が観られるようになりました。私はグロくない呪怨みたいなホラーが好きなので、これはドンピシャハマりました。

この「なにか」が暗闇にしか出てこないので、後半まで顔の部分が見えないのもまた怖さをそそります。電気を消したら来るっていう設定がすごくベタな設定だけど、ありそうすぎて逆にそのシチュエーションの怖さを観る側もわかっているので「そら怖いよ」感がありました。
「なにか」がどうして現れるのかという謎解きもあり、人物描写や相関関係もわかりやすく、そこでイライラしないので観やすかったです。

電気消せなくなる度 ★★★★★
設定ベタすぎ度 ★★★★★
主役かわいい度 ★★★★★
セフレGJ度 ★★★★★
アメリカの家暗すぎ度 ★★★★★

ライト/オフ [Blu-ray]

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テリーサ・パーマー, ガブリエル・ベイトマン, ビリー・バーク, アレクサンダー・ディペルシア, マリア・ベロ
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