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伊坂幸太郎「魔王」

  • Posted by: ひろこ
  • 2010年1月19日 10:58
  • 読書

はじめての"伊坂"である。2009年、"伊坂"は私の周りにやたら存在した。
整体の先生の口から賞賛と共に飛び出してきたり、電車の前に座っている人が図書館から借りたそれだったり。書店員さんが描いた熱烈に褒め称えたPOPだったり、知性を気取った女性誌の「セレブのオススメ本特集」に目下売り出し中の女優の手にとられて載っていたり。
本好きな人に「"伊坂"って最近よく耳にするよね。」とのたまおうものなら、即座に、"伊坂"の何がお勧めかふたつみっつは飛び出してくる。すげえな、"伊坂"。

2010年初頭、ちょっと遊び歩きたくない気分だったので、家にこもって読書でもしようという気になり、やっと"伊坂"を手に取った。
友達が読んで「これあげるから読んで感想聞かせてくれない?」と2009年の秋頃言われた「魔王」だった。

以下ネタバレあり

感想は「えっ。これでおわり?」だった。特殊な力を持った(持った気になってた?)主人公がこれから力をつかって活躍するんだろうな~。というところで、ブツっと終った。

主人公の家族が主役になった続きの話も、またしてもブツっと終った。

そのままの感想を本をくれた友人に伝えたところ、「あ、やっぱり~?私もそう思った。」といわれた。彼女はモヤモヤ感を共有する友人がほしかった模様。
「で、なんか関連した小説が出てるらしいので、また読んでからあげるよ。」と、清清しくいわれた。
ううむ。これが"伊坂"なのか・・・?
読んで「?」となって人に勧めて読ませて話題を共有したくなる。だからあんなに売れているのか?
検証する為に他の"伊坂"も読んでみるか・・・。とおもった私は完全に術中にはまっているのだろうか。

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